2010.05.01
フランスで『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』をおさえ、パリでオープニングNo.1を記録した
『オーケストラ!』のラデュ・ミヘイレアニュ監督がフランス映画祭で来日。もちろんフランスネットも監督にインタビューをしてきました!
ミヘイレアニュ監督は前回、『約束の旅路』のプロモーションで日本を訪れた際に、築地やコッポラ スコセッシ
スピルバーグなど世界の映画家たちが集まるバーなどに行かれ色々な方々に出逢い、日本人の人柄に大変魅かれたそうです。
本作の制作の経緯については、”偽のボリショイ交響楽団がホンコンに行った。” と言う三面記事からヒントを得たとの事。
当初、ある2人の作家がこのアイディアを32ページにまとめて、ミヘイレアニュ監督に提案してきましたが、監督のイメージとはマッチせず見送りましたが、<偽のボリショイ交響楽団>と言うアイディアは大変気に入り、”偽のボリショイ交響楽団がパリに行った。”
という設定でアイディアだけの使用を彼らに申しでました。そして共同脚本家のアラン=ミッシェル・ブランと作品作りに必要なインスピレーションを得るためにロシアに渡り、2週間滞在して本作の物語が生まれたそうです。
また、監督が撮影で一番苦労したシーンは感動のラストシーンだそうです。「ラストシーンの撮影がうまくいくか不安で、撮影が終わるまでの6ヶ月間、あまり良く眠れなかったんだよ。」と語ってくれました。
もちろん、フランス語を学ぶ皆さんへの励ましのお言葉も頂きました!!
「フランス語を学ぶのは大変でも、けして諦めずに頑張って下さい!きっと僕よりもうまく話せるようになります!」との事。
皆さん頑張りましょう!!!
『オーケストラ!』は2010年4月17日より、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座にて公開中、他全国順次ロードショー
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