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フランス映画祭2026 『LOL 2.0』Q&Aリポート

あの『ラ・ブーム』のソフィー・マルソーがついに“おばあちゃん”に?
現世代の若者と家族を描く人気青春映画の続編が日本上映

2026年3月20日(金・祝)、東京・渋谷のBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下にて開催中のフランス映画祭2026で、映画『LOL 2.0』のQ&Aイベントが行われた。上映後には、監督のリサ・アズエロス、出演のソフィー・マルソー、タイス・アラッサンドリンが登壇し、多くの観客が詰めかけた。温かな雰囲気の中、作品への思いや再集結の背景、そしてそれぞれの人生の“ステージ”について語った。

まずアズュロス監督は、日本での上映について「日本は大好きな国です。ここでこの作品を観てもらえることに深い感動を覚えています」と喜びを語った。マルソーも「日本、そして東京に来ることはいつも大きな喜びです」と笑顔で挨拶し、「17年前に『LOL』を制作し、登場人物たちと同じように私たちも成長しました」と振り返った。本作については「家族の物語として、新たな“家族”を皆さんに紹介できることが嬉しいです」と語り、続編としての意味を強調した。
また、日本のアニメ文化に親しんで育ったというアレッサンドランは、「この作品を日本で届けられることをとても光栄に思います」とコメントした。「この“家族”と再会するのは17年ぶりで、再び関係を築けたことがとても感動的でした」と、作品に込めた思いを明かされた。

続編制作の背景について、アズュロス監督は「私は人の人生のステージを描きたくて映画を作っています」と語り、「ソフィーと私の世代、そしてタイスさんの世代、それぞれにとっての“今”を描くことに意味があると感じました」と説明した。17年という時を経て、同じ家族を“新たなステージ”で再び描くことに強い魅力を見出したとのことでした。
マルソーも脚本について「読むまでは分からないけれど、彼女の作品にはいつも心をつかまれます」と信頼を寄せられ、「彼女は“時代”と“人生のステージ”を見事に捉えています」と絶賛した。「映画でも人生でも、新しいステージはとても豊かです。だからこそ描く価値がある」と語り、本作への参加を決めた理由を明かにした。
さらに、アレッサンドランさんは脚本にも関わった経験について「脚本家になるのが夢でした」と語り、「自分を育ててくれた存在から学べたことは大きな誇りです」とコメントした。「母への敬意を表しながら、自分自身の居場所を築いていく機会でもあった」と、世代をつなぐ本作ならではの意義を語った。

話題はマルソーさんにとって初となる“祖母役”へ。彼女は「その話を聞いたとき、まず“いいニュースだ”と思いました」とユーモアを交えて語り、「映画の中で経験しても、現実ではまだ少し先のことですから」と会場の笑いを誘った。さらに「祖母役を演じると話したら、周りの男性が“えっ、うそでしょ!”と驚いて」とエピソードを披露し、「私が年を重ねることへの驚きなのか、自分たち自身を重ねたのか分からないけれど、とても面白い反応でした」と振り返った。
また、「映画界では素晴らしい祖母役の女優たちに出会えました。」と語り、『ラ・ブーム』で共演したドニーズ・グレイ や本作に出演するフランソワーズ・ファビアン の名前を挙げられ、「素晴らしい女優たちが、手本をみせてくれました。」と敬意を示した。そして、「先輩たちが示してくれたように、年齢も含めて自分を受け入れて演じて以降と思ってます。」と今後の意気込みを述べた。







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