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映画『神様メール』のドルマル監督がベルギー大使館で記者会見

神様メール
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ベルギー同時テロ事件について「本作の主人公のように、恐怖に屈指ないで欲しい」

ヨーロッパで大ヒットしたコメディ映画『神様メール』のジャコ・ヴァン・ドルマル監督が5年ぶりに来日し2016年4月12日(火)にベルギー王国大使館(東京・麹町)で記者会見が行なわれました。
余命を知らせるメールが神様のパソコンから全人類に届き、大パニックに陥る世界に、神様の娘エアが旅に出て人々に奇跡をもたらす作品です。
本作が主人公10歳の神様の娘エアが、人々を幸せにしていく旅に出るというストーリーであることから、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の内田未来ちゃんが会見に駆けつけました。

ドルマル監督は冒頭の挨拶で「日本に来るのはとても楽しいにしており、今回で5回目の来日となります。日本語も少し覚えました。僕と同じ名前の”ジャコ” などをね。(笑)」とにこやかに会見を開始。
この作品の舞台がブリュッセルであることについては、「もし神が存在して住んでいるとしたら、パリやベニスや東京のような美しい街ではなく、いつも雨が降っているブリュッセルにしたほうが面白いのではと思いました。」と語り、この映画がヨーロッパで大ヒットした理由については「明確な理由はわからないけど、混んでいるレストランと空いているレストランがあったら、人は混んでいる方に入りたがるものなんだ。それがヒットの理由のひとつなのではないかなぁ。」
また、ベルギー同時テロ事件については「その日は自宅におりました。今でも困惑しており、なぜこのような世紀末の終わりのような事件を、彼らが起こしたのか理解に苦しみます。何とコメントしてよいかわかりませんが、とても悲しい事件だと思います。偶然にも本作は少女が怖がらず、神(父)の勢力に屈せずに立ち向かっていく姿を描いたものです。この少女のように怖がらずに、人々に外出したり、地下鉄に乗ったり、映画館に足を運んで欲しい。」と述べた。

映画『神様メール』は、2016年5月27日(金)より TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーになります。


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