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2012年度アカデミー賞 フランス映画『アーティスト (The Artist)』来日舞台挨拶

2012年度のアカデミー賞の5冠に輝いた、フランス映画『アーティスト(The Artist)』』の舞台挨拶が3日8日にシネスイッチ銀座で行われ、ミシェル・アザナヴィシウス監督 (Michel Hazanavicius) と作曲家のルドヴィック・ブールス (Ludovic Bource) がオスカー像持参で緊急来日し、ゲストの中谷美紀さんが祝福の花束を持ち登壇しました。

ミシェル・アザナヴィシウス監督とルドヴィック・ブールス氏は、2006年の東京国際映画祭『OSS117 私を愛したカフェオーレ』でサクラグランプリを受賞して以来、6年ぶりの2度目の来日。

日本到着後、わずか2時間後にこの舞台挨拶にのぞんだお二人ですが、疲れた様子も見せず、満席の会場で割れんばかりの拍手で出迎えられました。

ミシェル・アザナヴィシウス監督は「震災の1周年に来日できたことは、感慨深いです。この作品をもってこれて良かったと思います。この映画が世界中で受け入れられた秘訣はありません。秘訣があるなら教えませんよ!次回作のためにとっておきます。ただ一ついえることは真摯な気持ちで、皆さんに感動を与えられるようなロマンチックな作品を作りました。また白黒のサイレント映画にしたのは、世界共通の言語だからです。映画への愛情を再認識することできます。」とコメント。また、本作で作曲賞を受賞したルドヴィック・ブールスさんは、「津波の映像をテレビで見ていて、6年前の東京のことを思い大変心を痛めていました。この時期にこの作品を日本の皆様に紹介できてうれしいです。今回の仕事は、監督の頭の中にある役者の感情を音楽を通じて伝えならないエキサイティングな仕事でした。」と語りました。


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