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フランス映画 オタール・イオセリアーニ監督インタビュー / Interview d' Otar Iosseliani

フランス語と映画をこよなく愛するフランスの名匠『汽車はふたたび故郷へ』『ここに幸あり』『月曜日に乾杯!』の オタール・イオセリアーニ監督
旧ソ連グルジア共和国出身のイオセリアーニ監督はグルジア語、ロシア語、フランス語はもちろん、イタリア語、ウクライナ語などたくさんの言葉を使いこなす語学の達人です。
80年代以降フランスを拠点に映画を撮り続けている監督は、フランス語は幼い頃に勉強しマスターしたそうです。「昔はフランス語は必修な言葉で、皆がフランス語を学習し、外交官でさえフランス語で会話をしてました。今では英語が主流になってしまい、大変残念に思います。英語は耐え難く汚い言葉で、僕はあまり好きではありません。」ときれいなフランス語を懐かしんでました。
また、日本語に興味をもつイオセリアーニ監督は、「漢字は素晴らしいと思います。なぜなら、中国では北京語、広東語、山東語など話し言葉が違っていても、同じ文字”漢字”を通じてコミュニケーションがとれます。」と漢字を絶賛。
そして、映画作りについて、「僕が映画を始めたのは、映画は漢字と同じような表現力を携えているからです。画像を通じて、たとえ言葉が分からなくてもメッセージを伝えられます。僕は映画で話されているセリフには何の価値も与えません。全ての観客がたとえ言葉が分からなくても、画像を通して俳優が何を言っているのかを理解できるように心掛けております。」と映画とフランス語の素晴らしさを語ってくれました。

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