フランス映画祭2006で上映された『オーケストラ・シート(原題)』に、ジルベール・ベコーの曲が3曲使われてます。映画に登場する、コンサートホールの女管理人Claudieは大のベコーファン。かつてのオランピア劇場の楽屋の雰囲気を漂わせる彼女の部屋には、ベコーが使ったとされるソファーやポスターが張りめぐらせてあります。
ダニエル・トンプソン監督は挿入歌の選択にあたり、子供のころから大好きだった素晴らしいベコーの歌を再び世界にとどろかせたく起用したそうです。
ダニエル・トンプソン監督は挿入歌の選択にあたり、子供のころから大好きだった素晴らしいベコーの歌を再び世界にとどろかせたく起用したそうです。 父は映画監督ジェラール・ウーリー、母は女優のジャクリヌ・ロマンの映画一家に生まれ、脚本家として映画界に入り、『さよならの微笑』、『ルーブルの怪人』など数々の脚本を手がける。また監督デビュー作『ブッシュ・ド・ノエル』はセザール脚本賞と新人監督作品賞の2部門にノミネート。
2006上映作『オーケストラ・シート(原題)』で大のベコーファンのコンサートホールの管理人、Claudie役を熱演したダニさんからのコメントです。 70年代にフレンチ・ポップス界で活躍し、トリュフォーやシャブロルの映画にも出演。 2年前、エチエンヌ・ダニのデュエット曲、ゲンズブール「ブーメランのように (Comme un boomerang) 」 がヒットし一世を風靡。歌手としてまた映画、舞台にも大活躍。