フランス映画の巨匠フランソワ・オゾン監督と、『焼け石に水』(2000)、『8人の女たち』(2002)、『スイミング・プール』(2003)以来、約22年ぶりにタッグを組み、オゾン監督最新作『秋が来るとき』で熟練した演技を魅せるフランス女優、リュディヴィーヌ・サニエのインタビューです。
1979 年7月3日、フランス、ラ・セル=サン=クルー生まれ。子どもの頃から演劇学校に通い、10
歳でパスカル・トマ監督の『夫たち、妻たち、恋人たち』(1988)で映画デビュー。その後名門フランス国立高等演劇学校(CNSAD)で学び、フランソワ・オゾン監督作『焼け石に水』(2000)の出演をきっかけに評価を高めていく。その後、カトリーヌ・ドヌーヴやイザベル・ユペールなど名俳優らと共演した『8
人の女たち』(2002)でセザール賞有望若手女優賞にノミネート。オゾン監督の『スイミング・プール』(2003)、クロード・ミレール監督の『秘密』(2007)でセザール賞助演女優賞部門にノミネート。その後、『ピーター・パン』(2003)のティンカー・ベル役でハリウッド進出を果たし、『シークレット・アフェア』(2005)、『ぼくの大切なともだち』(2006)、『ミシェル・ゴンドリーの
世界一つまらない殺人事件』(2009)などジャンルを問わず活躍。近年では、Netflix
の大ヒットドラマ『Lupin/ルパン』(2021-2023)で主人公アサン・ディオップ(オマール・シー)の元恋人クレール役を演じ、再び世界的な注目を浴びる。
その他の主な作品に、『モリエール 恋こそ喜劇』(2007)、クロード・シャブロル監督『引き裂かれた女』(2007)、『ラブ・クライム
偽りの愛に溺れて』(2010)、『愛のあしあと』(2011)、是枝裕和監督『真実』(2019)、『家なき子
希望の歌声』(2020)、リドリー・スコット監督『ナポレオン』(2023)などがある。
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