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レティシア・ドッシュ インタビュー /  Interview de Lætitia Dosch

Et demain, je veux absolument faire un selfie avec la sculpture de chien de Shibuya.
明日は渋谷の忠犬ハチ公と、絶対に自撮りをしたいです!

実話に基づいた、犬の罪を問う前代未聞の裁判の行方を描いたコメディ映画『犬の裁判』の監督&主演のレティシア・ドッシュのインタビューです。

Q : 日本の印象は?
京都や奈良の小さな町にある温泉やお寺に行ってきてました。
セブンイレブンのおにぎりや焼き鳥が大好きで、よく、歩きながら食べていました。
ラーメン屋にも行き、オムライスも食べました。私が泊まっているホテルは、和朝食をだしてくれます。
ヘルシーで最高です!明日は、渋谷に行ってハチ公と絶対に自撮りをしたいです!日本文化を満喫してます。
Q : 映画界に入った経緯は?
若い頃、英語の翻訳家を目指して勉強をしていた頃に、仏俳優のギヨーム・ドパルデューに出会い、恋に落ちて一緒に暮らすようになり、2年間彼のパートナーでした。それで彼が撮影現場で仕事をする姿を見ていて、彼の仕事愛に感銘を受けたんです。そしてギヨームが、「お前には人の興味を惹く力がある」と私に自身を与えてくれたのが、映画界に入ったきっかけです。
コネを使ってくれたわけではありませんが、自信を与えてくれました。
Q :犬のキャスティングは?
犬のキャスティングは、犬が楽しんで撮影ができるかを見るために、調教師と犬の関係性を重視して行いました。
動物を扱う映画を、撮影を嫌がる犬で作るわけにはいきませんからね。だから、犬が幸せなことが一番大切だったんです。
それで、たくさんの調教師が犬とどう接しているかを見ました。そして最終的に選ばれたのがコディ。
ドラ犬で、いろんな犬種が混ざっていて、ちょっと浮浪者のような犬。でも、とても感情が豊かで、まさに私が求めていた犬だったのです 。
Q : 犬との撮影は?
撮影前にたくさんリハーサルをしました。調教師に台本に読んでもらい、犬のアクションを難易度に分けてリストUPしました。そして、あまり難しいシーンは、脚本を書き直したんです。ボタンを押すシーンなど、犬と何度もリハーサルを重ねました。そのおかげで、準備万端な状態で撮影に入れました。犬の撮影は、朝1時間半 夕方1時間半と撮影スケジュールを作成して、その間にはコディは友達と散歩して 犬がご機嫌でいられるようにしたんです。だから 撮影はすごくうまくいきました。

レティシア・ドッシュ(Laetitia Dosch)のプロフィール

レティシア・ドッシュ(Laetitia Dosch)

1980年9月1日フランス、パリ生まれ。俳優、映画監督、舞台演出家として活躍する実力派。若い頃、英語の翻訳家を目指して勉強をしていた頃に、仏俳優のギヨーム・ドパルデューに出会い、恋に落ち、ギヨームの撮影現場を見ていて、映画に魅了される。そして、パリの演劇学校を経て、スイス・ローザンヌの舞台芸術高等教育学校で演技を学ぶ。その後、ジュスティーヌ・トリエ監督と出会い、意気投合し、トリエ監督の短編作、長編作に出演。2013年の『ソルフェリーノの戦い』では、主演を努め、注目を浴びる。主な出演作に、『若い女』『パパは奮闘中!』『シンプルな情熱』などがある。

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