女優としても活躍している、パスカル・プザドゥー監督に、『92歳のパリジェンヌ』の劇中に流れる印象的な曲について伺いました。
ジルベール・ベコーの「そして今は」が入院中の高齢者が繊細な会話をしているシーンで使われています。あまりにもシーンにぴったりあっていて心を打たれます。
Maintenant, que vais-je faire | 今となってはどうしたらいいんだ |
De tout ce temps que sera ma vie | この先 僕の長い人生を |
De tous ces gens qui m’indiffèrent | まわりのどうでもいい人たちを |
Maintenant que tu es partie | 君が去った今となっては |
Toutes ces nuits, pourquoi pour qui | 日々訪れる夜は 何のため誰のためなんだ? |
Et ce matin qui revient pour rien | そして再び朝が訳もなくやってくる |
Ce coeur qui bat pour qui pour quoi | この心は誰のため 何のために鼓動しているんだ? |
Qui bat trop fort, trop fort | あまりも激しく 激しく動いている |